【公事方御定書の語呂合わせ】年号(1742年)の覚え方を紹介!【おすすめ5選】

 

江戸時代に公正な裁判を遂行するための法律が作られました。

 

テレビドラマでも有名な徳川吉宗の時代に作られた「公事方御定書(くじかたおさだめがき)」です。

 

今回はこの公事方御定書の概要・制定年号の覚え方(語呂合わせ)についてご紹介します。

 

公事方御定書のとは?

 

公事方御定書とは、1742年に公布された法律です。

 

公事方御定書が世に発表される以前、幕府には組織だった法律はなく、触書(ふれがき)で新しくできたルールなどをその都度、国民に伝えている状態でした。

 

そこで、和歌山藩主の時代から法律に興味を持ち、関わることもあった8代将軍・徳川吉宗は、組織だった法律を作ることに乗り出します。

 

 

(徳川吉宗 出典:Wikipedia)

 

 

実際の編集は老中・松平乗邑を中心に、勘定奉行・寺社奉行・江戸町奉行の3奉行が主に行いました。

 

1738年に上巻が完成し、その後に寺社奉行の大岡忠相なども加わり追加作業が続けられ、そして1742年に公事方御定書の運用が始まりました。

 

この御定書には、上・下2巻にわかれており、上巻には司法警察関係の法律、下巻には刑法、民訴などが記されています。

 

この上下2巻に分ける方式は、中国の律令法典からの影響と言われています。

 

内容に類似点があり、罪の重さに比して刑罰が重くなる構造になっており、このことから中国の法律を深く研究して作り上げたことが伺われます。

 

ただし、罰則の詳細などに変更点が多く見られます。

 

主な内容としては、審理の促進・追放の制限・残酷な刑罰の緩和・時効の制定などの司法制度の改革と言える部分と、田畑永代売買の罰則緩和・質地や借金銀関係諸規則などの金融に関わる部分などがあります。

 

裁判に関する内容が含まれることから秘法として扱われ、一部の奉行のみ閲覧が可能でした。

 

しかし、公事方御定書の内容は時がたつにつれ全国に広く知れ渡るようになり、全国的な統一法のようになって行きました。

 

【公事方御定書の語呂合わせ】年号(1742年)の覚え方!

公事方御定書の語呂合わせ①

いいな(17)支持(42)する御定書

 

洗練された法律が出来上がりました。

 

公事方御定書の語呂合わせ②

御定書で非難(17)されない世に(42)しよう

 

統一したルールがあると便利です。

 

公事方御定書の語呂合わせ③

御定書を読む時は、人が居な(17)い所で用心(42)

 

秘法は隠れて読みましょう。

 

公事方御定書の語呂合わせ④

一致無(17)し、信じ(42)るのは御定書

 

意見の一致は難しいことです。

 

公事方御定書の語呂合わせ⑤

人(1)でなし(74)!に(2)くい!御定書

 

法律の制定に反対する人もいたことでしょう。

 

 

以上、公事方御定書の制定年号の語呂合わせでした!

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