【明治文化の覚え方】簡単!ロマン主義の語呂合わせを紹介【おすすめ3選】

 

明治時代の訪れとともに変わったのは政治だけではありません。

 

文化や芸術も西洋の思想に大きな影響を受けて発展していきます。

 

特に文学は明治文化の中心ともいえるほどの転換期を迎えました。

 

今回は文学における「明治文化の覚え方・ロマン主義の語呂合わせ」をご紹介します。

 

明治文化・ロマン主義とは?

 

明治文化とは、成熟期を迎えていた江戸文化(日本文化)と新しく入ってきた西洋文化が融合して生まれた明治時代ならではの精神世界のことです。

 

明治文化の中でも特に発展したのが文学です。

 

明治時代の文学からは文豪と呼ばれる作家や現在でも読み継がれている作品が数多く生まれました。

 

◆近代文学の流れ

明治文化のもとで開花した近代文学には時代ごとに次のような主義がありました。

 

  • 写実主義(明治18~20年前半頃):「言文一致体」で現実をありのままに表現する思想。
  • ロマン(浪漫)主義(日清戦争前後):封建制度からの解放、自我・個性を尊重する思想。
    →従来の日本文化と西洋文化がうまく融合して日本の近代文学が大きく前進した時期ともいえる
  • 自然主義(日露戦争前後):ロシアやフランス文学の影響を受けた思想。人生や社会の現実をそのまま表現した 自然主義から生まれたのが私小説
  • 反自然主義(明治末~大正):自然主義文学の批評、高踏派・耽美派・白樺派など。

     

    ◆ロマン主義を代表する作家

    ロマン主義を象徴する作品を書いた代表的な6人です。

     

    ロマン主義を象徴する人物

    1. 北村透谷(1868~1894)詩人・評論家 1893年「文学界」創刊 代表作「内部生命論」
    2. 樋口一葉(1872~1896)24年で夭折した女流作家 代表作「たけくらべ」「にごりえ」
    3. 徳富蘆花(1868~1927)「国民新聞」徳富蘇峰の弟 代表作「不如帰(ほととぎす)」
    4. 泉鏡花(1873~1939)幻想文学という独自の分野を開拓 代表作「高野聖(こうやひじり)」
    5. 島崎藤村(1872~1943)詩人・作家 有名な小説「夜明け前」や「破壊」は自然主義に属する 代表作詩集「若菜集」
    6. 森鴎外(1862~1922)作家・軍医 陸軍軍医でありながら日本近代文学を代表する作家

     

    森鴎外がドイツから帰国後に発表した作品が日本にロマン主義をもたらしたとも 代表作「舞姫」など多数「高瀬舟」は反自然主義に属する

     

    この6人はロマン主義の作家としてよく名前があがりますが、生涯ロマン主義を貫いた人もいれば時の流れとともにロマン主義から他の主義へ作風が移行した人もいます。

     

    【明治文化の覚え方】簡単!ロマン主義の語呂合わせ

    人物で覚える語呂合わせ①

    ロマンとは黄色い人が書いたぞなもし。

     

    ロマンとはき(北村)い(泉)ろいひ(樋口)と(徳富)が書いたぞなも(森)し(島崎)

     

    日本人によるロマン主義の文学者6人の頭文字をつなげました。「~ぞなもし」とは同じく明治の文豪・夏目漱石が作品中で用いた昔の松山弁で「~ではないですか?」の意味です。

     

    人物で覚える語呂合わせ②

    ロマン村の葉や花を泉村の外へ売りに行こう。

     

    ロマン村(北村)の葉(樋口一葉)や花(徳富蘆花)を泉(泉鏡花)村(島崎藤村)の外(森鴎外)へ売りに行こう。

     

    ロマン主義の作家たちが書いた作品は村の外どころか海外でも文学的評価の高い作品ばかりです。

     

    作品名を覚える語呂合わせ③

    生命をかけてたけくらべするほととぎす、高野の若菜を見て舞い踊る

     

    北村透谷「内部生命論」

    樋口一葉「たけくらべ」

    徳富蘆花「不如帰」

    泉鏡花「高野聖」

    島崎藤村「若菜集」

    森鴎外「舞姫」

     

    ほととぎすに背比べをする習性があるかは不明ですが作品名を並べただけでも美しい春の野原が広がっているようです。

     

     

    以上、明治文化におけるロマン主義の語呂合わせでした!

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