【八幡製鉄所の語呂合わせ】開業年号(1901年)の覚え方を紹介!【おすすめ5選】

 

福岡県の北九州地方は大きな工業地域として昔から有名な土地です。

 

北九州地方には石炭が多く採れる筑豊炭田があり、現在そこには一部が世界遺産に登録されている八幡製鉄所があります。

 

明治時代、この製鉄所が作られたことによって、日本はより一層工業都市として発展することとなりました。

 

今回はこの八幡製鉄所の概要・開業年号の覚え方(語呂合わせ)についてご紹介していきます。

 

八幡製鉄所とは?

(八幡製鉄所 出典:Wikipedia

 

 

八幡製鉄所とは、日清戦争後の1897年に着工し、1901年(明治34年)に開業した福岡県北九州市にある官営の製鉄所のことです。

 

1894年におこった日清戦争に勝利した日本は1895年の下関条約によって朝鮮半島の様々な権益を得たほかに、賠償金として二億両を獲得しました。

 

その後の三国干渉によってロシアに対する敵対心を持ちつつも、まだ国力が足りないことから臥薪嘗胆を唱え、挙国一致で国力をあげることを目標としました。

 

国力増強のための軍事力拡張、殖産興業の一環として、清から得た賠償金の一部を使って作られたのが官営の八幡製鉄所です。

 

1897年に着工し、1901年に操業を開始しました。

 

福岡県北九州市に作られた八幡製鉄所は、清から輸入した鉄鉱石と満州や筑豊炭田の石炭を使用しており、その立地の良さから非常に栄えることとなりました。

 

また当時、日本では製鉄業の技術が乏しかったため、ドイツ人の技師を多く採用し製鉄業を学びながら操業しました。

 

日露戦争や第一次世界大戦、第二次世界大戦と鉄の需要が次々に高まっていき、八幡製鉄所は拡張を繰り返して増産していくなかで、国内生産の約80パーセントを占めるまでになりました。

 

ただし、1945年には戦争による燃料不足から、稼働できない高炉もありました。

 

しかし、戦後から現在も民間業者によって八幡製鉄所は操業を続けており、現在も北九州の産業を支えています。

 

【八幡製鉄所の語呂合わせ】開業年号(1901年)の覚え方!

八幡製鉄所の語呂合わせ①

八幡製鉄所に行くわい(1901)!

 

これだけ大きな製鉄所だと行ってみたい人も多くいたことでしょう。

 

八幡製鉄所の語呂合わせ②

八幡製鉄所で北九州一区(19)は(0)一番(1)

 

八幡製鉄所は、一時は国内生産の80パーセントを占めていたので、文句なしの一番ですね。

 

八幡製鉄所の語呂合わせ③

八幡製鉄所で一級(19)国に追い(01)つくぞ!

 

臥薪嘗胆の思いが八幡製鉄所開業に結びついたのかもしれません。

 

八幡製鉄所の語呂合わせ④

八幡製鉄所に働きに行く(19)甥(01)っ子

 

これだけの大きな施設であれば、親せきが八幡製鉄所で働いているということもあったでしょう。

 

八幡製鉄所の語呂合わせ⑤

八幡製鉄所に引く(19)老い(01)た人

 

高齢者にとっては八幡製鉄所のような当時最先端の建物は恐ろしく見えたかもしれませんね。

 

 

以上、八幡製鉄所の開業年号の語呂合わせでした!

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