【廃藩置県の覚え方】年号(1871年)の語呂合わせを紹介!【おすすめ10選】

 

明治維新は、狭い意味ですと、1868年の江戸幕府崩壊と明治新政府成立を指します。

 

しかし、現在では、江戸時代末の動乱期(幕末)から明治時代初期にかけてなされた、社会の変革をまとめて示す言葉として用いられています。

 

ここで取り上げる廃藩置県は、明治国家が近代国家として形成されていく時期の重要知識です。

 

今回はそんな『廃藩置県の覚え方』をご紹介します。

 

まずはその前に廃藩置県についておさらいしていきましょう!

 

廃藩置県とは?

 

 

廃藩置県とは、1871年、藩を廃止して地方行政組織を府県に統一するためにおこなわれた改革のことをいいます。

 

すでに地方行政組織は、1869年の版籍奉還によって府(東京、京都、大阪などの要地)と県という直轄地、そして藩の3区分になっていました。ですから、廃藩置県を理解するには版籍奉還との関わりを知っておく必要があります。

 

版籍奉還とは、大名が領土(版籍)と人民(戸籍)を朝廷に返還することをいいます。

 

版籍奉還は、まず薩長土肥の4藩主がおこない、これに他の領主たちが続きました。これを受けて明治政府は、旧領主を知藩事に任命しました。

 

明治政府は、旧江戸幕府および朝敵とされた諸藩の知行地を府県とし、そこに知府事と知県事をおいて、直接に支配できる体制を作っていました。これに対して、藩は旧来の支配体制のままで、明治政府は間接的にしか統治できません。

 

明治国家が近代的な中央集権国家となるには、藩を廃止して全国を直接に支配する仕組みを作らなければなりません。この改革が廃藩置県です。

 

これによって、全国の府県に府知事と県令(のちに県知事)がおかれました。

 

版籍奉還は旧大名の側から申し出たものですが、廃藩置県は明治政府の命令、勅令によっておこなわれました。

 

明治政府は、武士たちの抵抗を予想して薩長土3藩の兵を中核とした御親兵を用意していましたが、大きな抵抗はありませんでした。

 

この理由には、旧藩の財政が極端に悪化して藩運営が困難になっていたこと、武士の多くが近代化には藩体制変革が必要であると理解していたことなどがあげられます。

 

【廃藩置県の覚え方】年号(1871年)の語呂合わせ

語呂合わせ①

勅令で嫌もない(1871)

 

廃藩置県廃藩置県が明治政府の命令、勅令で強制的におこなわれたことを「い(1)や(8)もな(7)い(1)」で覚えましょう。

 

語呂合わせ②

嫌な人(1871)でも廃藩置県

 

こちらも①と同じような感覚で「い(1)や(8)な(7)ひと(1)」であっても受け容れたと覚えましょう。

 

語呂合わせ③

不平を言わない(1871)廃藩置県

 

廃藩置県がそれほど大きな抵抗がなくおこなわれた理由を頭に入れて、旧大名やその家臣たちが不平を「い(1)わ(8)な(7)い(1)」と覚えましょう。

 

語呂合わせ④

近代へ一花ひらく(1871)廃藩置県

 

明治政府が近代国家になるため必要な改革であったことから「ひと(1)は(8)な(7)ひ(1)らく」と覚えましょう。

 

語呂合わせ⑤

これで藩の人はない(1871)廃藩置県

 

廃藩置県で藩がなくなれば、誰も藩の「ひと(1)は(8)な(7)い(1)」ことになります。

 

語呂合わせ⑥

市場(18)ない(71)よ、廃藩置県

 

語呂合わせ⑦

岩(18)さえない(71)よ、廃藩置県

 

語呂合わせ⑧

いやいや(18)!泣い(71)てももう遅い、廃藩置県

 

語呂合わせ⑨

い(1)ま鼻息(871)あらく、藩廃止

 

語呂合わせ⑩

一夜(18)泣い(71)ての廃藩置県 

 

 

以上、廃藩置県の語呂合わせでした!

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