【石油危機の語呂合わせ】年号(1973年)の覚え方を紹介!【おすすめ5選】

 

それまで順調に経済成長を続けてきた戦後の日本に置いて、翌年の経済成長率がマイナスになる程の騒動が起きました。

 

トイレットペーパーのまとめ買いの映像でも有名な「石油危機」です。

 

今回はオイルショックとも呼ばれている石油危機の概要・年号の覚え方(語呂合わせ)についてご紹介します。

 

石油危機の語呂合わせってなに?

 

オイルショックとは、1973年(昭和48年)の第四次中東戦争を機に起こった原油の供給不安による経済混乱のことです。

 

1973年第1次の石油危機はなぜ起こったのでしょうか。

 

第四次中東戦争が106日に起こり、アラブ石油輸出国機構(OAPEC)は石油の減産・禁輸を行いました。

 

そして、ペルシア湾岸6ヵ国の石油輸出国機構(OPEC)加盟産油国が70%原油公示価格を上げたことから始まります。

 

資源エネルギーを石油に頼っている割合の多い先進工業国の場合、決定的な経済的痛手を受けました。

 

ちなみに、第四次中東戦争はアラブ諸国とイスラエルの間で起こった戦争です。

 

 

(第四次中東戦争 出典:Wikipedia

 

 

イスラエルに対して直接支援をしていない日本もアメリカと同盟関係にあるため、イスラエル寄りと思われ禁輸される可能性がありました。

 

先進工業国にとって石油は重要な資源です。

 

中東諸国に対して日本がイスラエル支援国家ではないことを説明し支援国家リストから外してもらうため、当時の三木武夫副総理がただちに派遣されました。

 

同時に国民生活安定緊急措置法・石油需給適正化法の2つの法律が、さらなる混乱を避けるために制定されました。

 

石油危機の結果、公共事業の中止や規模の縮小などが起こり、消費が停滞。また、石油価格の上昇に乗った便乗値上げなどの影響もあり、物価が上がりインフレーションが生じました。

 

狂乱物価とも言われ、原油価格との関係性の低い商品にまで買いだめのために買占め騒動が起こりました。

 

このように資源を全て海外に頼ることへの不安にさらされたため、その後は日本を含め世界各国が資源となるエネルギーの多様化に向かいました。

 

【石油危機の語呂合わせ】年号(1973年)の覚え方!

石油危機の語呂合わせ

一苦難さ(1973)ってまたオイルショック

 

この後、第2次オイルショックがやって来ます。

 

石油危機の語呂合わせ

買物に行く(19)とトイレットペーパーの無さ(73)に嘆く日々

 

砂糖やしょうゆも売り切れました。

 

石油危機の語呂合わせ

経済の減速、引く波(1973)のよう

 

翌年の成長率が下がりました。

 

石油危機の語呂合わせ

石油禁輸の一球(19)で勝負がついてなみ(73)だ目

 

先進工業国にとって石油は大切です。

 

石油危機の語呂合わせ

行く(19)ぞ中東なさ(73)けも欲しい

 

シビアな交渉に情けをかけて欲しくなります。

 

 

以上、石油危機の語呂合わせでした!

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